散らすナチュラル

確実な安心をお約束

選択肢は幾通りも

詩を書かなくなってしばらく経つ。昔がこの曲いい!って思ったら即詩を書いていたのだが、この曲いい!ってなるのも最近なくて全然書かなくなってしまった。

心が固まっていってるのかもしれない。そう思うけど多分違う。今の私の比重が写真に振り切っているんだ。多分いいこと。でも少し寂しい。

良い音楽は最高だ。心が動く。生きていると思える。美しい世界が目の前にたやすく広がる。

世界は美しいってずっと思ってたけど、最近はすごく、より強く実感している。見ている全てが美しくて、ひどく尊い。心が動くことにいつだって感動している。それこそ、たやすく涙が出そうなくらいに。

私は、美しい感情にしてくれるものがとても愛しい。それは音楽だったりドラマだったりアニメだったり映画だったり小説だったり漫画だったり。見ていてひどく心を揺さぶられたい。心を揺さぶられることこそが、人にとっての一番の喜びなんじゃないかと私は考えている。心を動かされるから、誰かを好きになったり、焦がれたりするんじゃないか?人間関係は、心を揺さぶるものの典型だと思う。それをうまく投影しているのが創作物なんじゃないかなあと思う。

私は孤独だった時間が多かったから、それらに本当に救われてきた。人に接せずとも、心をひどく揺さぶられるもの。私もそんなものを作ってみたい。私もそうやって、私と同じような人間を救いたい。

写真でそんなことができるのかはわからない。でも、やってみないとわかんないし、なんとなくでも出来るって思ってたら出来るんじゃないかなあなんて思うんだよ。

ほんと、笑っちゃうようなことなんだけど、この世界はきっとずっと自分次第なんだろうから。だから信じてみるよ。受け入れてみるよ。こんな大層なことを考えている自分を。自分の叶えたい夢を。